ペンを使って図形を描く~逐次実行
プログラミングの基本、逐次実行を学ぶ。
本講座は、体験講座などで初めてscratchを体験した後、本格的にscratchでプログラミングを学ぼうとしている子供達を想定している。
ブロックを積み上げる順番通りに命令が実行されることを、子供達が実際に体験しながら確認する。今回使用した主なブロックは、『ペンを下す』『xx歩動かす』『xx度回す』であり、実行対象であるスプライトを歩かせながら、その軌跡を色で表示させることで分かりやすくした。また、スプライトを動かす命令の順序・値を工夫することで、様々な図形を楽しく描くことが出来るようにした。
対象年齢
小学校4年~
学習時間
約60~120分
必要知識と関連記事
- scratchの基本的な操作方法を学んでいる子
使用する主なブロック
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動き
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◎歩動かく
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◎度回す
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◎度へ向ける
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ペン
- ペンを下ろす
指導ポイント
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初めから処理シーケンス・実行結果を教えない・見せない
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try & errorで学ばせること
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子供達のアイディアを大切にすること
直線を描く
『旗がクリックされたとき』が実行された後に直線を描くようにする。この講座の時点では、ペンの使い方が分からない子が殆どなので、『ペンを下す』を実行後、スプライトが動く軌跡に沿って色がつくことを教える。応用として、ペンの色・太さなどのブロックを使い、子供達に遊ばせるのも良い。

色・位置・向きの初期化方法
子供達が試行錯誤で色々と動かしていると、ペンで描いた跡が残ったり、スプライトを動かしすぎて画面から消えてしまったりすることがある。以下のような初期化方法を講師が教えて上げると良い。(子供達の中には、自前で作成する子もいる。)

正方形を描く
以下のシーケンスが基本。
スプライトを動かした後に回転させているが、回転のイメージがつかめない子がいるので、子供が理解出来るように、講師が工夫しながら教えると良い(例えば、実際に子供を歩かせる・向きを変える、といった動作をさせるなど)。
ちなみに、図形の角度については、小学校4年生の前半で習うので、その時期に到達していない子供に理解させるには、図形の基礎から教える必要がある。

子供によっては以下のようなシーケンスで描く子もいる。

正三角形を描く
回転角が120度になるので、正三角形のイメージを持てないと難しい課題。紙に正三角形を描かせるなどして、一緒に考えてあげると良い。

長方形を描く
正方形はスプライトを動かす歩数が全て一緒だったので、その応用。

正方形を描いた後、続けて別の位置に正方形を描く
正方形を描いた後にさらにブロック(命令)を積み上げることで、複雑な図形を描くことを学ぶ。(ペンの色を変えるなど、工夫する子供もいる。)


正三角形を描いた後、続けて別の位置に正三角形を描く。
この課題まで到達出来る子は、ほぼ逐次実行を理解していて、(教えていないのに)繰り返しの命令などを使ってシーケンスを書いている子が多い。
